症例報告:巻き肩の改善
症例報告:巻き肩の改善
患者様の基本情報
年齢:20代
性別:女性
職業:アパレル店員
症状:巻き肩
巻き肩とは?
巻き肩とは、肩が前に出て猫背のように見える姿勢のことです。
長時間の前かがみ姿勢やスマホ操作、デスクワークなどが原因で起こります。
肩周りの筋肉が硬くなり、首や背中に負担がかかることで痛みやコリが生じやすくなります。
アパレル店員の方は、接客や品出しで前かがみの動作が多くなります。
商品の陳列やタグ付けなどの作業で肩を前に出す姿勢が習慣化しやすく、巻き肩のリスクが高まります。
来院時の状態
患者様は、慢性的な肩こりと首の痛みを感じていました。
特に仕事終わりには肩のハリが強くなり、疲れが抜けにくい状態でした。
また、姿勢が悪く見えることも気になっていました。
施術の経過
初回の施術
まず、肩と背中の筋肉の状態をチェックしました。
肩甲骨の動きが悪く、首の後ろに負担がかかっていました。
施術では、筋膜リリースを用いて硬くなった肩周りの筋肉をほぐしました。
さらに、胸の筋肉を緩めることで肩が自然な位置に戻りやすくしました。
施術後は、肩が軽くなり、呼吸がしやすくなったとのことでした。
3回目の施術
肩の前側の筋肉の緊張が少しずつ緩んできました。
肩甲骨の動きが改善し、姿勢が整いやすくなりました。
この段階では、ストレッチと簡単な姿勢改善エクササイズを取り入れました。
患者様も「仕事中に姿勢を意識しやすくなった」と感じるようになりました。
6回目の施術
肩の位置が自然に後ろに下がるようになり、巻き肩の状態が改善してきました。
肩こりの頻度も減り、痛みが和らいできました。
施術後は、肩甲骨をしっかり動かすための運動を指導し、姿勢を維持しやすくしました。
2ヶ月後の状態
患者様の肩の位置が整い、見た目の姿勢も改善しました。
肩こりを感じることが減り、長時間の仕事でも疲れにくくなったとのことです。
習慣的なストレッチやセルフケアを続けることで、再発を防ぐことができます。
施術のポイント
筋肉と筋膜の柔軟性
長時間の作業で固まった筋膜をほぐし、肩が前に出るクセを改善しました。
関節と姿勢の矯正
肩甲骨と背骨のバランスを整え、正しい姿勢を取りやすくしました。
重心と機能の修正
体の重心を安定させ、自然な姿勢を維持しやすい状態にしました。
施術方法のご紹介
① 筋膜リリース
状態の悪い筋肉は循環が悪くなり、酸欠や血流不足を引き起こします。
筋肉の役割は伸び縮みすることで関節を動かすことですので、状態の悪い筋肉は使いにくく、患部へ余計に負担をかける原因になります。
まずは、凝り固まった筋肉を手でていねいにほぐしていきながら、筋肉のコンディションを整えます。
ほぐす筋肉は患部だけでなく、全身が対象です。
筋肉をほぐしたら、筋膜リリースで筋膜のほつれを整えていきます。
筋膜リリースを受けると無意識に力んでいた力が抜けて、体が軽くなったような感じがします。
施術中は触れている筋肉の役割や患部の状態など、体のことを解説しながら進めていきますので、ご自身の体に理解を深めるきっかけにしていただければと思います。
② 関節マニピュレーション
患部だけではなく、骨盤や膝関節、肩関節や背骨など、患部の負担が減るように全身の関節を整えていきます。
はる整骨院はやさしい施術が特徴なので、リラックスして受けて頂くことができます。
関節にまっすぐ力が伝わるようになると、体幹がしっかりした感覚になります。
「力が出しやすい」「使える角度が広がった」といった感想を頂くことが多いです。
独自技術の整体で、関節や体のパーツがあるべき位置に整えられていくのを実感してください。
③ 機能的に使える体へ整える
コンディションが整った筋肉の力が正しく関節に伝わるだけでは、使いやすい体とは言えません。
使いやすい体とは、全身がタイミング良く機能的に使える体になることです。
整体後は体が伸びた効果に驚く方が多いです。
整体の効果を実感していただけたら、ぜひ普段使いで体の使いやすさを確認してみてください。
施術後には使いやすい体を使いこなしていただけるよう、体の使い方をアドバイスさせていただきます。
ご予約はこちらから
体の変化がわかりやすい施術です。
ご予約の際には「ホームページを見て予約」とお伝えください。
現在の状態と今後のケア
患者様は現在も定期的なケアを続けています。巻き肩が改善されたことで、肩こりの悩みが減り、仕事中も快適に過ごせるようになったとのことです。
今後も、簡単なストレッチを続けることで、良い姿勢を維持していくことが大切です。
巻き肩でお悩みの方は、お気軽にご相談ください!