ほぐしてもスッキリしない肩こり
自分ではほぐせない肩こり
四條畷市/30代女性/給食調理
「仕事を始めてから肩こりが気になるようになった」
「自分でほぐしてもすぐに戻ってしまう」
そんなお悩みを抱えて来院されたのは、給食調理の仕事をされている患者様です。
肩こりの症状と経緯
- 水の入った鍋を持ち上げる
大量の食材をかき混ぜる
同じ体勢で食材を切り続ける
給食調理では力仕事や長時間同じ姿勢が続くことで、強い肩こりを感じるようになります。
調理の仕事場は夏場の暑さも厳しく、体力的な疲労も重なります。
ご本人は「子どもたちの『おいしかった!』という声がやりがい」と話されていますが、家に帰ると肩の重だるさと疲労感で気持ちまでスッキリせず、ため息が増えてしまったそうです。
なぜ「ほぐしてもスッキリしない」のか?
肩こりは筋肉の問題のように見えますが、実際には 筋肉だけでなく関節や姿勢の問題 が大きく関わっています。
1. 筋肉は多層構造
肩の筋肉は表層と深層に分かれています。
表層の筋肉:動作に関わる
深層の筋肉(インナーマッスル):姿勢を支える、関節を安定させる
表面の筋肉を自分で揉んでも、肝心のインナーマッスルには届きません。これが「ほぐしてもスッキリしない」大きな理由です。
2. 関節の位置関係
筋肉は関節をまたいで働きます。
関節の角度が悪いままでは筋肉が引っ張られたりねじれたりして、硬くなる原因になります。
つまり、筋肉だけでなく関節や姿勢を整えることが必要です。
肩こりの原因と悪循環
ヒアリングした症状から、肩こりをうまく解消できていないことがうかがえます。
これは疲労の蓄積が悪循環している肩こりに多く見られる特徴です。
このような症状は患部のケアと並行して、体の使い方を見直していく必要があります。
以下は同じ症状の方が良くなった当院の治療方法です。
肩こりに対する体の変化の一例
四條畷市にお住まいのT様(30代/女性/会社員)
スマホ首による肩こりや体のゆがみに。
来院される前、どのような症状やお悩みがありましたか?
スマホの使用による肩こり、身体のゆがみがひどかったです。
はる整骨院の施術内容はいかがでしたか?
身体の内側から整っていくような感じがしました。
施術前と施術後を比べて体の状態はどうですか?
肩甲骨や肋骨が開いて肩がとても軽くなり、身体を動かすのが楽になったことを実感しました。
院長(もしくはスタッフ)の説明はわかりやすかったですか?
施術をしながら施術箇所ごとに説明していただいたので、理解しやすかったです。
当院の施術をどんな方に薦めたいですか?
同じく肩こりで悩む方や同じ体勢ばかりで身体が硬くなっている方に是非おすすめしたいです。
※施術効果には個人差があります
治療方法の紹介
① 筋膜リリース
状態の悪い筋肉は循環が悪くなり、酸欠や血流不足を引き起こします。
筋肉の役割は伸び縮みすることで関節を動かすことですので、状態の悪い筋肉は使いにくく、患部へ余計に負担をかける原因になります。
まずは、凝り固まった筋肉を手でていねいにほぐしていきながら、筋肉のコンディションを整えます。
ほぐす筋肉は患部だけでなく、全身が対象です。
筋肉をほぐしたら、筋膜リリースで筋膜のほつれを整えていきます。
筋膜リリースを受けると無意識に力んでいた力が抜けて、体が軽くなったような感じがします。
施術中は触れている筋肉の役割や患部の状態など、体のことを解説しながら進めていきますので、ご自身の体に理解を深めるきっかけにしていただければと思います。
② 関節マニピュレーション
骨盤や膝関節、背骨や姿勢など、患部の負担が減るように周辺の関節を整えていきます。
はる整骨院はやさしい施術が特徴なので、リラックスして受けて頂くことができます。
関節にまっすぐ力が伝わるようになると、体幹がしっかりした感覚になります。
「力が出しやすい」「使える角度が広がった」といった感想を頂くことが多いです。
独自技術の施術で、関節や体のパーツがあるべき位置に整えられていくのを実感してください。
③ 機能的に使える体へ整える
コンディションが整った筋肉の力が正しく関節に伝わるだけでは、使いやすい体とは言えません。
使いやすい体とは、全身がタイミング良く機能的に使える体になることです。
施術後は体が伸びた効果に驚く方が多いです。
施術の効果を実感していただけたら、ぜひ普段使いで体の使いやすさを確認してみてください。
施術後には使いやすい体を使いこなしていただけるよう、体の使い方をアドバイスさせていただきます。
まとめ
調理師の肩こりは、重労働+長時間の同じ姿勢が原因
自分でほぐしてもスッキリしないのは、インナーマッスルに届いていないから
肩こり改善には「筋肉+関節+姿勢」をトータルで整えることが必要
「ほぐしてもすぐ戻る肩こり」に悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。
その他の症状解説はこちらから👇
この記事を書いた人
痛みから自由に。カラダをもっと自在に。
はじめまして、院長の藤川です。
早く正確に痛みや症状を解決するには、1人ひとりのお話をしっかりヒアリングすることから始まります。
症状についてだけではなく、普段のことや関係ないと思われるようなことでも結構です。
いろんなお話を聞かせてください。
症状で抱えている不安や悩みを話すことで、自分自身の振り返りになり、冷静に症状を分析するきっかけになります。
痛くなった原因や体の仕組みについて一緒に考えていきましょう。
これは治療の効果を高めて、自己管理のスキルを向上する役割が報告されています。
たくさん話をすることでお互いをよく知り、安心感や信頼感も生まれます。
何より、施術中に皆さんのいろんなお話を伺うことは、私にとってこの仕事の楽しみでもあるのです。
施術は真面目に、コミュニケーションは朗らかに。 皆さんのおかげで、いつも明るい雰囲気で施術は進んでいきます。
痛みによる日常生活の制限はストレスになりますし、痛みが長引けば先行きが不安になることもあると思います。
そんなお悩みや不安、ぜひ聞かせてください。
痛みだけじゃなくて、不安や心配も解消して明るい気持ちになれるように、1人ひとりにオーダーメイドで体も心もサポートさせていただきます。
はる整骨院
院長 藤川 大介
【参考文献】
1、Zeidan, F., et al. (2016). Mindfulness meditation-based pain relief: a mechanistic study. Journal of Neuroscience.
2、Ehde, D. M., et al. (2018). Cognitive-behavioral therapy for individuals with chronic pain: efficacy, innovations, and future directions. American Psychologist.