起きるときに腰が痛い
起床時に強くなる腰痛
四條畷市/50代/男性
「朝起き上がるときに腰が痛い」
そんなお悩みで当院に来られる方は少なくありません。
今回ご紹介するのは、以前から腰痛に悩まされていた患者様の改善例です。
腰痛の症状と経緯
以前から腰痛で悩まされていましたが、朝起きるときの腰痛が強くなり来院されました。
日中に動いているときはそれほど気にならないのですが、同じ姿勢が長く続くと痛みが強くなって座っているのがしんどくなります。
特に長時間の運転や映画館での鑑賞はつらく、長時間座った後に立ち上がると腰が伸びません。
でも、しばらく動いていると伸ばせるようになってくる。
そんなことが続いていました。
休みの日は腰を回復させるために安静にしていますが、かえって腰痛が悪化している気がしています。
いつも寝起きは腰が痛いが、休みの日に寝過ぎると余計に腰が痛みます。
このようなタイプの腰痛は、 腰の組織が壊れているわけではなく「動かない・使わない」ことで機能が低下して起こる痛み が多いのです。
痛みの原因と悪循環
「腰が痛いから安静にする」
この判断は一見良さそうに思えますが、実はかえって症状を悪化させる原因になります。
長時間動かさないと、筋肉や関節は硬くなり血流も滞ります。
その結果、朝起きるときや座って立ち上がるときに強い痛みが出てしまいます。
つまり、 動かさないことが腰痛を作り出す最大の要因 なのです。
生活に運動を取り入れることが最善ですが、それが難しい方は整体で体の機能を整えることで腰痛が良くなります。
同じ症状の方が良くなった当院の治療方法をご覧ください。
腰痛に対する体の変化の一例
四條畷市にお住まいのヒライ様(33才/女性/主婦パート)
施術後は体がペタンとなりました!
来院される前、どのような症状やお悩みがありましたか?
腰痛、反り腰、左右のバランスの悪さ
施術内容はいかがでしたか?
優しい施術で安心して受けられました
施術前と施術後を比べて、体の状態はどうですか?
すっきりして体全体が動かしやすくなりました!
説明はわかりやすかったですか?
丁寧に説明してくださったので、とても分かりやすかったです。
どんな方に薦めたいですか?
強い痛みを感じていなくても、痛みが出やすい場所がある方におすすめしたいです。
※施術効果には個人差があります
治療方法の紹介
① 筋膜リリース
状態の悪い筋肉は循環が悪くなり、酸欠や血流不足を引き起こします。
筋肉の役割は伸び縮みすることで関節を動かすことですので、状態の悪い筋肉は使いにくく、患部へ余計に負担をかける原因になります。
まずは、凝り固まった筋肉を手でていねいにほぐしていきながら、筋肉のコンディションを整えます。
ほぐす筋肉は患部だけでなく、全身が対象です。
筋肉をほぐしたら、筋膜リリースで筋膜のほつれを整えていきます。
筋膜リリースを受けると無意識に力んでいた力が抜けて、体が軽くなったような感じがします。
施術中は触れている筋肉の役割や患部の状態など、体のことを解説しながら進めていきますので、ご自身の体に理解を深めるきっかけにしていただければと思います。
② 関節マニピュレーション
骨盤や膝関節、背骨や姿勢など、患部の負担が減るように周辺の関節を整えていきます。
はる整骨院はやさしい施術が特徴なので、リラックスして受けて頂くことができます。
関節にまっすぐ力が伝わるようになると、体幹がしっかりした感覚になります。
「力が出しやすい」「使える角度が広がった」といった感想を頂くことが多いです。
独自技術の施術で、関節や体のパーツがあるべき位置に整えられていくのを実感してください。
③ 機能的に使える体へ整える
コンディションが整った筋肉の力が正しく関節に伝わるだけでは、使いやすい体とは言えません。
使いやすい体とは、全身がタイミング良く機能的に使える体になることです。
施術後は体が伸びた効果に驚く方が多いです。
施術の効果を実感していただけたら、ぜひ普段使いで体の使いやすさを確認してみてください。
施術後には使いやすい体を使いこなしていただけるよう、体の使い方をアドバイスさせていただきます。
痛みが出る動作を見直す
いつも起き上がるときに腰が痛むときは、起き上がり方に問題がある場合が多く見られます。
いきなり上体を起こすのではなく、一度横向きになって体を丸めてから起き上がるようにしましょう。
起き上がるときに痛みを感じてしまうと、そのあとしばらく痛みが続きます 無意識に患部を刺激する動作で何度も痛みを刺激していては、治るはずの痛みも治りません。
まずは痛み動作を上手にかわすことができるようにしましょう。
まとめ
朝起きるときや長時間の座位で痛む腰痛は、動かさないことで起こる機能的トラブルが多い
安静にしすぎると悪化することがある
痛みを避ける起き上がり方や、筋膜リリース・関節調整で改善が期待できる
「寝起きの腰痛はもう仕方ない」と諦めている方でも、原因を正しく理解してケアすれば改善していきます。
起きるたびに腰痛でつらい方は、ぜひ一度ご相談ください。
その他の症状解説はこちらから👇
この記事を書いた人
痛みから自由に。カラダをもっと自在に。
はじめまして、院長の藤川です。
早く正確に痛みや症状を解決するには、1人ひとりのお話をしっかりヒアリングすることから始まります。
症状についてだけではなく、普段のことや関係ないと思われるようなことでも結構です。
いろんなお話を聞かせてください。
症状で抱えている不安や悩みを話すことで、自分自身の振り返りになり、冷静に症状を分析するきっかけになります。
痛くなった原因や体の仕組みについて一緒に考えていきましょう。
これは治療の効果を高めて、自己管理のスキルを向上する役割が報告されています。
たくさん話をすることでお互いをよく知り、安心感や信頼感も生まれます。
何より、施術中に皆さんのいろんなお話を伺うことは、私にとってこの仕事の楽しみでもあるのです。
施術は真面目に、コミュニケーションは朗らかに。 皆さんのおかげで、いつも明るい雰囲気で施術は進んでいきます。
痛みによる日常生活の制限はストレスになりますし、痛みが長引けば先行きが不安になることもあると思います。
そんなお悩みや不安、ぜひ聞かせてください。
痛みだけじゃなくて、不安や心配も解消して明るい気持ちになれるように、1人ひとりにオーダーメイドで体も心もサポートさせていただきます。
はる整骨院
院長 藤川 大介
【参考文献】
1、Zeidan, F., et al. (2016). Mindfulness meditation-based pain relief: a mechanistic study. Journal of Neuroscience.
2、Ehde, D. M., et al. (2018). Cognitive-behavioral therapy for individuals with chronic pain: efficacy, innovations, and future directions. American Psychologist.