長引く腰痛に悩む40代女性調理師の改善事例
CASE:長引く腰痛に悩む40代女性調理師の改善事例
患者様情報
性別：女性
年齢：40代
職業：調理師
主訴：慢性的な腰痛
症状と経過
40代の女性調理師の方が、慢性的な腰痛を訴えて来院されました。
仕事柄、長時間の立ち仕事や前かがみの姿勢が多く、徐々に腰の違和感が強まり、ついには痛みが日常生活にも影響を与えるようになったとのことでした。
「仕事が忙しくなると腰が痛くなり、湿布やストレッチでごまかしていましたが、最近は朝起きた時から痛みを感じるようになってきた」とのことで、根本的な改善を希望されていました。
原因の分析
この方の腰痛の主な原因は、疲労の一極集中によるものでした。
調理の仕事では、
- 長時間同じ姿勢でいることが多い
- 片側の手で鍋や包丁を使い続けるため、体の使い方に偏りがある
- 無意識に前傾姿勢になり、腰に負担が集中する
こうした習慣的な動作の積み重ねにより、同じ部分に疲労がたまり、痛みとして現れる状態でした。
痛みが出るたびにストレッチや湿布を使用していたものの、根本的な姿勢や動作の修正がされていなかったため、痛みを繰り返していたのです。
施術とアプローチ
慢性的な腰痛を改善するため、以下の施術を行いました。
筋肉と筋膜の柔軟性向上痛みを感じやすくなっている筋膜をリリースし、硬くなった筋肉をほぐすことで、過剰な痛みの感覚を軽減しました。
関節と姿勢の矯正体の歪みによって局所に負担がかかっていたため、骨盤と背骨のバランスを整える施術を行い、無理のない自然な姿勢を取り戻しました。
重心と動作の修正調理時の体の使い方に偏りがあったため、重心の位置を意識した動作指導を実施。特に、前かがみになる動作を減らし、腰に負担をかけにくい立ち方や動き方を練習しました。
施術方法のご紹介
① 筋膜リリース
状態の悪い筋肉は循環が悪くなり、酸欠や血流不足を引き起こします。
筋肉の役割は伸び縮みすることで関節を動かすことですので、状態の悪い筋肉は使いにくく、患部へ余計に負担をかける原因になります。
まずは、凝り固まった筋肉を手でていねいにほぐしていきながら、筋肉のコンディションを整えます。
ほぐす筋肉は患部だけでなく、全身が対象です。
筋肉をほぐしたら、筋膜リリースで筋膜のほつれを整えていきます。
筋膜リリースを受けると無意識に力んでいた力が抜けて、体が軽くなったような感じがします。
施術中は触れている筋肉の役割や患部の状態など、体のことを解説しながら進めていきますので、ご自身の体に理解を深めるきっかけにしていただければと思います。
② 関節マニピュレーション
患部だけではなく、骨盤や膝関節、肩関節や背骨など、患部の負担が減るように全身の関節を整えていきます。
はる整骨院はやさしい施術が特徴なので、リラックスして受けて頂くことができます。
関節にまっすぐ力が伝わるようになると、体幹がしっかりした感覚になります。
｢力が出しやすい｣｢使える角度が広がった｣といった感想を頂くことが多いです。
独自技術の整体で、関節や体のパーツがあるべき位置に整えられていくのを実感してください。
③ 機能的に使える体へ整える
コンディションが整った筋肉の力が正しく関節に伝わるだけでは、使いやすい体とは言えません。
使いやすい体とは、全身がタイミング良く機能的に使える体になることです。
整体後は体が伸びた効果に驚く方が多いです。
整体の効果を実感していただけたら、ぜひ普段使いで体の使いやすさを確認してみてください。
施術後には使いやすい体を使いこなしていただけるよう、体の使い方をアドバイスさせていただきます。
施術後の変化
初回の施術後、「腰の重だるさが軽くなった」と実感していただきました。2週間後には痛みの頻度が減少し、1ヶ月経過するころには「仕事終わりの痛みがかなり楽になった」との声をいただきました。
また、無意識に前傾姿勢になることが多かったため、職場での立ち方や動作の意識を変えるアドバイスを続けた結果、長時間の立ち仕事でも痛みを感じることがほとんどなくなりました。
まとめ
この症例では、単なる対症療法ではなく、痛みの根本原因である「疲労の一極集中」を解消することを目指しました。
その結果、慢性的な腰痛が改善し、痛みを繰り返さない体の使い方を習得していただくことができました。
腰痛にお悩みの方は、痛みが出ている部分だけでなく、体全体のバランスや動作を見直すことが大切です。
同じような症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください！
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ご予約の際には「ホームページを見て予約」とお伝えください。
